皆様こんにちは。
はじめましての方、はじめまして。青眼の白龍の世界へようこそ。
以前より仲良くしてくださっている方々も、ようこそおいでくださいました。
本記事では、僕が愛用している青眼の白龍デッキ【冒険彗星 -FAITH-】について、ありのままを綴ります。
かなりの大長編となりそうですが、よろしければお付き合いくださいませ。
四角で囲ってある部分は「なぜこのカードを採用したか」「採用しなかったか」「どんな意図があるのか」などを綴ります。デッキレシピ、および戦術論に直接関わらない部分なので、ご面倒であれば読み飛ばしていただきたく思います。
デッキレシピ
パラメーター
コンセプト
- いろんなブルーアイズと遊ぼう!
- 鬼気迫るブルーアイズをあなたに
4つの軸
このデッキは、4つの軸から成り立っています。
- ブルーアイズ
- 青き眼
- ドラグニティ
- 深淵の獣
この4つの軸について語っていくのが、本記事のメインとなっております。
ブルーアイズ
ブルーアイズの役割は、攻撃と補給です。
高打点で圧倒しながら、深淵の青眼龍が補給を行い、間断なく火力を投入することを主戦術としています。
以下に動き方をふたつ、紹介いたします。
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全てをお見せすることはできませんが、それは僕たちと相見えたときに、披露させていただきます。
ここで60枚デッキにした理由を語ります。
ブルーアイズに留まらず、高レベル帯のモンスターを多数採用する場合、40枚付近の枚数にしてしまうと、かえって高レベルモンスターが初手に引き込まれる確率が上がってしまいます。初手のブルーアイズを散らすために、枚数を60枚にしました。
じつはハリファイバーが存命だったころから60枚ブルーアイズを愛用しておりました。ハリファイバーが禁止カードに指定されて以来、迷走を極めましたが、漸くこのカタチに至りました。その際、いろんな方々にご迷惑をおかけいたしました。
皆様のお陰で、ここまで来られました。
感謝しています。
もっと具体的な話をいたしますと、このブルーアイズデッキはシンクロを主軸に、融合・儀式を行うことを目的としています。なので、青眼の精霊龍を全力で召喚しにいきます。このカードの制圧力が刺さってしまうデッキは多いでしょう。けれど、もう躊躇いません。僕は青眼の精霊龍が好きなのです。精霊龍の所為で一方的なメタゲームを展開してしまう可能性はたしかにありますが、僕はそれでも、精霊龍を喚べる手札、状況であれば、彼女を喚びます。お相手が誰であれ、どんなデッキであれ、つねに全力を。それがブルーアイズに報いるということだと思うし、お相手に失礼がないと思うのです。
青き眼
青眼の精霊龍を召喚するために必要なカードです。
以下に動き方を紹介いたします。
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採用した青き眼シリーズは以上のとおりです。彼らを採用した理由はシンクロ召喚に必要だから、そしてカードの総数が増えるからという理由です。
ほかの青き眼たちは、カードの総数が増えないので採用を見送りました。
「青き眼シリーズを全員採用してないなんて浪漫がない」とお思いの決闘者もおられるでしょうが、僕は基本的に、「目的達成のためになんでもする」タイプの人間です。そのうえで、踏み越えてはならない一線は超えないようにしています。自分の目的(コンセプト)達成のための手段は選ばない。徹底して物事に取り組む。然し、人として超えてはならない一線は超えない。ラインハルト・フォン・ローエングラムから学んだものです。
※ラインハルトが人としての一線を超えなくなるのは、ある事件で、かけがえのない存在を喪ってからです。それまでは非道な決断を下しながら覇道を歩んできました。「喪くしてからでは遅い」本当にそのとおりですね。
僕の生き方や考え方は、ラインハルトによく似ている気がするのです。なので、彼の在り方に倣ったデッキを作ったつもりです。戦略の有用性を認めつつも、その本質は戦術家であり、基本的に相手との真っ向勝負や総力戦を好み、相手の土俵にのった上で完勝する…【冒険彗星 -FAITH-】も、僕も、そう在りたいと願い、このカタチをとりました。
僕の所持しているデッキのなかで唯一、後攻のほうが強いデッキかもしれません。
貴方と同じ場所で戦いたい。その気持ちの表れです。
僕にとっての完勝とは、貴方と楽しいひと時を過ごすということです。貴方と楽しむためには、自分も楽しまなくては。その在り方が全力で精霊龍を召喚すること、全力のブルーアイズを魅せるということです。そのうえで、貴方の取りうる戦術、戦略を尊重し、総力をもってぶつかり合う。LPなんて関係ないのです。貴方も僕も「楽しかったね」と笑うことができれば、それが僕にとっての完勝です。
ドラグニティ
ドラグニティの役割は防御と安定です。
天球の聖刻印を召喚しつつ、竜の渓谷を用意しながら、ブルーアイズにアクセスします。
以下に動き方を紹介いたします。
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深淵の獣(ビーステッド)
深淵の獣の役割は防御と補給、戦況のコントロールです。
以下に動き方をふたつ紹介いたします。
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深淵の獣(ビーステッド)は、その性質上、ルベリオン1枚のみで完結する、小回りの利くテーマです。最小の労力で最大の成果を出すテーマでもあります。その利便性と強さゆえ、使い方を誤れば、デッキ内の調和が乱れ、ブルーアイズというテーマすら食い尽くすほどのパワーを持っています。
然し乍ら、あくまで「使い方を誤れば」の話です。きちんと使えば、有能なドラゴン族サポーターとして機能します。
戦術家としての本質をもつラインハルトではありますが、戦略を軽視しているわけでもありません。戦略と謀略に長けるオーベルシュタインを参謀長に登用していることが、その証明といえるでしょう。
「綺麗事だけでは宇宙を手に入れることなどできぬ」
綺麗事だけを雄弁に語っても、強く凛々しいブルーアイズは生まれないでしょう。浪漫を追い求めることはもちろん大切です。そして、浪漫を追い求めるデッキを否定するつもりもありません。ですが、僕が目指すのは、「どのレベル帯の決闘者に、ブルーアイズの凄さを魅せつける」「両者ともに熱く滾る、楽しい決闘」です。となれば、ある程度の強さと安定性を求めることに、なんの躊躇いもありません。浪漫を追い求めた結果、惨敗を喫し、「ブルーアイズはたいしたことない」と思われることが、僕はいちばん悔しいのです。
深淵の獣に全てを奪われることなく、きちんと使い、そして本懐を遂げる。本懐とは、ブルーアイズと、貴方と、楽しいひと時を過ごすということです。
そのための強さが、僕は欲しかったのです。
ある日のお話をいたしましょう。
浪漫構築を目指し、深淵の獣を毛嫌いし、青き眼を全種類採用した結果、ある決闘者の銀河眼に完敗を喫しました。その銀河眼は、うららGを無駄なく採用していました。そして先攻では2妨害を構え、後攻ではワンターンキルをすることを主戦術としていました。
この銀河眼にたいして当時の僕は、なにひとつできなかったのです。意気消沈していた時期だったこともあいまって、僕は投げやりな態度で決闘をしていた記憶があります。正直、全然楽しくなかったです。それがお相手にも伝搬していたように思います。
自分が楽しくないのに、お相手が楽しいことあるでしょうか。
僕は、その銀河眼の遣い手に「ブルーアイズは強い」と言わせるために、深淵の獣を採用しました。
僕が楽しむ強さを手に入れるために。
先ずは僕が楽しくなければ、お相手が楽しいはずがないのです。
非難されても当然だとは思います。純構築を期待されていた方々には、ほんとうに申し訳ないと思います。それでも僕は、深淵の獣を混ぜつつも「ブルーアイズが強い」と言わせることのほうが困難だと感じたため、この道を往きます。
深淵の獣の強さに飲まれ、勝てた決闘もあれば負けた決闘もありました。その度に戦術の見直し、決闘の復習、試行錯誤を繰り返し、できることは全部して、この採用割合となりました。深淵の獣に飲まれることなく、必要なときにのみ使い、僕の信じるブルーアイズを最大限に輝かせる。その信念(FAITH)を貴方にも届けたい。
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以上、4つの軸を綴りました。
さて、ここからは、先攻と後攻の動きを紹介いたします。
手札は無作為です。きちんとシャッフルしました。
先攻
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- 精霊龍による妨害
- 次のターンにおける儀式の実行
- 終焉龍による突破
- ヴェーラーによる妨害
という布陣を敷くことが可能です。
今回【青き眼の賢士】に召喚権を使いましたが、ここに灰流うららを投げられた場合でも、構築盤面は変わりません。
ただ、最終手札が少し変わります。
- ヴェーラーが不在
場合によっては、終焉龍ではなく、ブルーアイズ・ジェット・ドラゴンが手札に居るかもしれません。
後攻(2妨害)
2妨害を構えている相手との戦いを想定します。
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金満で謙虚な壺で深淵の獣ルベリオンを手札に用意できました。
竜の渓谷を相手に割られたと想定した場合でも、この盤面を構築することができます。
罠があり、且つ、深淵の獣が居るので、このままターンを返しても恐らく負けはしないでしょう。
次のトップドローに賭けることにします。
信じてるよ、青眼の白龍。
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いかかでしたか?
これが、僕のブルーアイズデッキ【冒険彗星 -FAITH-】です。
まだまだ語っていないところも多くあります。
実際に決闘で披露できれば、嬉しいです。
長々と大変失礼いたしました。
それでは皆様、戦場でお会いしましょう!
FAITH
「皆様にブルーアイズを魅せる」
「皆様と熱くなれるひと時を」
「双方楽しめる強さを」
難しいことだと思います。
けれど僕は、困難な道を往くと決めました。
青眼の白龍と一緒に。
だから、僕は青眼の白龍を信じます。
その気持ちを込めて、FAITH(信念)の名を冠しました。