青眼と僕と冒険と

僕とブルーアイズが歩いた軌跡のお裾分け

ある決闘のひと幕 

 

 

皆様こんにちは。

yoshitakashiです。

 

はじめましての方へ、はじめまして。

当ブログは普段「ブルーアイズの視点から1枚のカードをみつめる」趣旨のブログとなっております。然し乍ら今回はちょっと休憩して、ある決闘のうちにあった、和やかなひと幕を綴ろうと思います。

 

いつも仲良くしてくださる方々へ、本日もお会いできて光栄です。

 

桜が散り、間もなく5月になります。雨がこんこんと降る日も多く、大気も不安定な日々が続くなか、皆様はいかがお過ごしでしょうか。僕は絶賛体調不良真っ只中です。低気圧に弱いもので、頭痛と腹痛に悩まされる日々が続きます。然し乍らこれでも決闘者の端くれですので、遊戯王は細々と続けております。

 

今回は、激しい決闘のなかにあった和やかなワンシーンを皆様にお届けいたします。

 

是非ゆっくりしていってください。

 

ある決闘にて

僕が主催として定期的に開催しているラグナロックオフ会の参謀として運営のお手伝いをしてくださっているボブ大阪YPさんはガンドラに狂う決闘者です。そんな彼との決闘、お互いのボルテージが高まるなか、僕は自分の手札を確認し、その次に嘆息しました。手札にはたった1枚しか入っていない、友人から譲り受けた青眼の白龍のカード。

 

60枚デッキなんですけど…

どうやらボルテージが最高潮なのは僕と彼だけではなかったようです。何故こうも引きたくないカードばかりを素引きするのか。デッキに眠っていただかないと…どーすんのコレ、もうコストにしかできないじゃん…やれやれ、などと頭を抱えているうちに決闘は進んでいきます。

 

「僕は魔法カード発動!ガンドラ-ギガ・レイズをサーチします」

 

意気揚々とガンドラをサーチする彼に僕は遊び半分で手札の青眼の白龍を公開し、「見てください僕の青眼の白龍(ボロン」「あぁ~凄くいいですねぇ~」「ほんと、手札に引きたくないときに限って(手札に)居るんですよ」「wwwww」

 

「ところで…」と僕。

 

「なんでしょう?」と彼。

 

「僕はわざわざサーチしなくても、呼んでもないのに青眼の白龍のほうから手札に来てくれるわけですが」

 

「はい」

 

「貴方はわざわざサーチしないとガンドラが手札に来てくれない…」

 

「……………」

 

「つまりこれは僕の青眼の白龍のほうが、貴方のガンドラよりも『愛が重い深い』ということでよろしいでしょうか」

 

ほんの出来心でした。僕は青眼の白龍からの寵愛の大きさを自慢しました。

 

そんな僕に対し彼は「ふふ」と笑みを零すのでした。さらに続けます。

 

「こいつを見てくれ(ボロン

 

 

突如手札から襲来する新たなガンドラ。

 

「愛が重い深いのは、青眼の白龍だけじゃあないってことです」

 

「……ふっ、どうやらそのようですね」

 

「えぇ……ふふっ」

 

「ふっふふ…ふ…w」

 

「「wwwwwwww」」

 

この後、1時間を超える大激闘が繰り広げられるのですが、それはまた別のお話…