青眼と僕と冒険と

僕とブルーアイズが歩いた軌跡のお裾分け

ブルーアイズを陰から支える女神

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閉ザサレシ世界ノ冥神

 

皆様こんにちは。

yoshitakashiです。

 

今回は、ブルーアイズの視点から彼女について語ります。

語らせてください。

好きなんです、ハイ。

 

というわけで…行きまーす!!

 

カードの性能と世論

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「苦労して出したけど…これだけの性能??」って言われてるカードですね。

実際"効果モンスター4体以上"って簡単じゃないですよね。

展開が得意なデッキじゃないと、そもそも召喚することが難しいですし…

そして頑張って出したとして、勝ちが確定するほどの性能でもない…

 

このカード情報が公開された時は多少騒がれもしましたが、発売して暫くすると徐々に評判が下落してきたカードではないでしょうか。

一時は低いレアリティで300円で売られていた時期も…

 

「アクセスコードでよくね??」

 

この一言につきるのではないでしょうか。

 

さてと、一般的な評価を述べたところで、次は彼女の魅力について語らせてください。

 

魅力① ぱっくん♪

なんと彼女、召喚するときに相手のモンスターを1体まで素材にできるのです。

しかも効果外テキストなので、あらゆる耐性をすり抜けます。

壊獣と同じ運用ができますね。

しかし、手札に引き込むことを要求される壊獣とちがい、彼女はエクストラデッキに居るので、手札に用意する必要がありません。

つまり、こちらが効果モンスターを4体用意し、相手に1体でもモンスターがいれば、彼女を召喚することができます。

もし、自分or相手のフィールドのリンク2のモンスターを素材にすれば、自分の素材は3体に減らせます。

厄介な耐性持ちを難なく冥界送りにする…

彼女の、普段の仕事ぶりが伺えますね。

So coooooooool☆

 

魅力② ちょっぴり特殊な耐性

彼女は"対象を取らない系効果を受けない"という、ちょっと変わった耐性を持っています。

これを耐性と呼んでいいのかどうか…

正直私も疑問ですが、

バリアフォースなどの効果を受けないのは心強いですよね。

因みに、妹に「ネオダイダロスの効果も効かないから」って言ったら

「アノ女ァァァァァァァァァ!!」

って言ってました。

 

ほかにも、

【サイバー・ドラゴン・インフィニティ】

なんかの効果も受けません。

え。強い。

最近はちょくちょく対象を取らない効果カードも増えてきたので、

ひょっとしたら彼女の出番も増えるかもしれませんね。

 

増えろ。

 

魅力③ 超COOL☆な召喚時効果

彼女のリンク召喚することに成功した場合、

相手のモンスター効果を全部無効化してしまいます。

もうね、これだけでカッコよくないですか!?

シンプルに強い!!

この効果でブルーアイズを助けた回数は数知れず。

彼女の能力で相手の効果を無力化し、

そのままブルーアイズの高火力で畳みかける…

我ながら美しい戦法では!?

 

何故、彼女がこの効果をもつのか…

後ほど考察してみようと思います。

 

魅力④ 君臨する冥界の女主人

彼女は冥界に君臨する女主人。

故に、冥界から出ること叶わず。

何人たりとも、死の概念から逃れることはできないのです。

 

好き!!!!!

 

🔶 🔶 🔶

 

と、ここまでは【閉ザサレシ世界ノ冥神】の魅力を語ってみました。

 

ここから先は、彼女自身についての考察を、私なりにまとめてみます。

 

興味のある御方はお進みください。

 

考察① 彼女の正体

エレシュキガルですね。

ざっくり解釈してみます。

 

ほんとにざっくりです。

ご注意ください。

 

"クル・ヌ・ギア"はシュメール語で【冥界】という意味です。

"サロス"とは、【日食】もしくは【月食】をイメージしてください。

"エレス"とは【女王】という意味です。

 

シュメール文明における、上記3つのイメージがマッチする存在。

そして、シュメールとは、

メソポタミアの南部、つまり、バビロニアの南半分を指します。

と、言われれば。

エレシュキガルを思い浮かべるのはカンタンではないでしょうか?

 

…思い浮かべられなかった??

そんな貴方には!

【Fate/Grand Order

  -絶対魔獣戦線バビロニア-】

のアニメ視聴をオススメします!

ちょっと内容は難しいかもしれませんが、

激しい戦闘シーンに、

ちょいちょい繰り出されるお茶目なシーンは、

Fateシリーズのことを知らなくても楽しめます。

主人公・藤丸立香のシャウトには心しびれますね…!

エレシュキガルちゃんの健気さ、可愛さ、儚さを…

是非!!

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向かって左:エレシュキガル 向かって右:イシュタル

考察② 相手を食べる能力 -1-

神様が力を保持し続けるためには人々の信仰が必要。

よくある話ですね。

そして神を具現化させるとなると、より大きなエネルギーが必要なはず。

昔から、神を迎えるために、人柱や生贄などは、

少なからず行われてきました。

そして。

【死】という概念は全ての生命に与えられる概念ですね。

全ての生命に平等に与えられるからこそ、

相手にもその概念が降りかかる…

そんなイメージでしょうか??

 

考察② 相手を食べる能力 -2-

実はエレシュキガル様、

底なしの性欲をお持ちのようです。

けしからんですなぁ。

 

エレシュキガルの馴れ初め話に、

「その男神と6日間におよぶ行為が行われた」

とあります。

諸説あります。

 

あとは、想像してください。

どういうことか…

……わかりますね??

 

…まったく、けしからん。

 

考察③ ちょっと変わった耐性

対象取らない系効果を、彼女は受けません。

でもね。

逆に言えば、

【対象に取る効果は受ける】ってことですよね。

 

これは私なりの解釈なのですが、

"対象にとる"行為って、名前を呼ぶ行為だと思うのですよ。

 

つまり、彼女は、

名前を呼ばれると、ときめく!!

ってことでは!?

 

って思っちゃいますね!!

(暴論)

 

でもね、よく考えてみてください。

彼女は冥界から出ることを赦されていないのです。

その理由は、神々の身勝手な押し付けが原因です。

 

そして冥界とは、

ご飯は粘土、埃はご馳走。

住む者たちは変な着物を着て、

暗く、

そして乾燥した、

光の届かない、

それは酷い世界なのです。

 

そんな薄暗い世界のなかで、

彼女はずっと自身の役目を健気に果たしているのです。

誓いをまもり。

ルールをまもり。

なのに、ほかの神々に疎まれ。

華やかな妹をうらやみつつも。

「私も外に出たい!!」なんて

言うこともできずに。

ずっと。ずっと。

冥界に引きこもっているのです。

 

そんな彼女ですよ!?

 

名前を呼ばれたら嬉しいに決まってるじゃないですか!?

 

それが、自分に痛みを伴うとしても。

 

「私を見てくれた」

「私を呼んでくれた」

 

この事実は、彼女にとって、

なによりも嬉しいことではないでしょうか。

 

考察④ 召喚時効果

エレシュキガルは冥界の神です。

故に冥界にて一人きり。

ってイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実は、そんなことはありません。

彼女は何人かの神を従えております。

その神々と、細々と冥界の管理をしています。

 

そのなかに"疫病"を司る神がいます。

名を【ナムタル】といいます。

彼は60種類もの疫病を持っています。

 

かの有名な、

【イシュタルの冥界下り】では、

冥界に攻め入ってきたイシュタルの身ぐるみを全部剝がした後、

エレシュキガルはナムタルに命令し、

イシュタルに60の疫病を浴びさせて、

彼女の動きを封じたとされます。

 

エレシュキガルが、遊戯王OCGにてカード化された時、

うっかりナムタルの権能を持ってきちゃったとしたら?

相手フィールドに60の疫病を蔓延させ、

モンスター効果を封じるのは、なんか納得できるな~って、

個人的に思います。

 

だってエレシュキガルだもの。

うっかり属性に全振りしたって違和感ないです。

 

私はそう解釈しました。

してしまいました。

 

よくわからない御方は、

【Fate/Grand Order

  -絶対魔獣戦線バビロニア-】

をご覧になってください。

 

考察⑤ 蘇生に制限をかける効果

エレシュキガルは冥界の番人です。

 

そして【死】が【生】に転換することはあり得ません。

何故なら、彼女がそれを赦さないからです。

彼女が冥界の番人であることを象徴する効果ですね。

 

私は、この効果が一番好きです。

 

🔶 🔶 🔶

 

いかがでしたか?

私なりに色々と考察してみました。

しかし、神話も含め、

ひとつの事象に対し、10人が遭遇すれば、

10通りの解釈があると思います。

勿論、私の解釈はあくまで1パターンに過ぎません。

皆様も、彼女に想いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

 

さて。

彼女について語ったところで、

どうして私は彼女とブルーアイズを組み合わせようと思ったのか、

語ろうと思います。

興味のある御方はお進みください。

 

どうしてブルーアイズと??

 

 

理由は、

「ブルーアイズで勝ちたいから」

です。

 

彼女をリンク召喚する方法ですが、

アクセスコード・トーカーを出す方法と、

ほぼ同じ方法で出せます。

 

なので、前述したように、

「アクセスコードでよくね?」

となってしまうのです。

 

ですが、

アクセスコードにはアクセスコードの、

エレシュキガルにはエレシュキガルの、

それぞれのよさがあります。

 

ブルーアイズで勝利をもぎ取るためには、

なるべくブルーアイズで戦わなければなりません。

アクセスコードは、単純に強すぎるのです。

それこそ、ブルーアイズの色が消えてしまうほどに。

 

「アクセスコードに負けたわ」

と言われないためにはどうすればいいか。

 

「ブルーアイズ、強い!」

って言ってもらえるにはどうしたらいいか。

 

ずっと考えていました。

 

エレシュキガルちゃんは、

ブルーアイズで突破できないようなモンスターを確実に処理してくれるほか、

アクセスコードほど強くなく、

そして、相手のモンスター効果を無力化することで、

ブルーアイズの活路を開いてくれます。

 

また、私のデッキは基本的に、

先攻を取って、ハリファイバーと深淵の青眼龍を並べて、

相手にターンを渡すことを第一目標にしています。

 

もし後攻を取ってしまったら??

相手のフィールドを処理することなく、

ハリファイバーと深淵の青眼龍を並べても、

正直キツイな、と感じていました。

 

相手フィールドにモンスターがいる前提ですが、

エレシュキガルちゃんは、

ハリファイバーの効果でジェット・シンクロンを特殊召喚し、

ジェット・シンクロンをリンクリボーに変換。

その後、ジェット・シンクロンを自身の効果で蘇生させることができれば、

 彼女をリンク召喚することが可能です。

あとは、何かしらの方法で、

太古の白石を墓地に送っておけば、

エンドフェイズ時にはブルーアイズを喚び出せます。

 

エレシュキガルちゃんは、

私のブルーアイズデッキにとって、

後攻最初のターンにおける、ひとつの選択肢なのです。

 

私のブルーアイズデッキには、かなりマッチしているのです。

 

🔶 🔶 🔶

 

いかがでしたか?

これが、私が彼女と一緒に戦うことを決めた理由です。

 

おまけ

 皆様は、最新弾の"DAWN OF MAJESTY"は手に入れましたか?

この新弾に、絶世の美女が収録されましたね。

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妖眼の相剣師

彼女は、フィールド上に効果が無効になっているモンスターがいれば、

手札から特殊召喚ができます。

 

………。

 

皆様、お気づきになりましたか?

 

そう。

 

エレシュキガルちゃんが召喚されると、

相手フィールド上のモンスター効果は"永続的"に無効化されるのです。

 

つまり、エレシュキガルちゃんの後につづくように、

妖眼の相剣師を特殊召喚できるのです。

 

強い!!!!!

 

さいごに

皆様、長旅、お疲れ様でした。

ここまでお付き合いくださって、ありがとう御座います。

少しでも、エレシュキガルちゃんの魅力が伝われば、

私は幸せです。

 

彼女とともに歩む決闘者が、

もっと増えればいいなぁ…

 

そう願いながら、お別れといたしましょう。

 

ではでは。