青眼と僕と冒険と

僕とブルーアイズが歩いた軌跡のお裾分け

しみじみ。

皆様、こんにちは。

yoshitakashiです。

 

今回は、

ゆる~く過去をふりかえりながら、

ぼんやり書いていこうと思います。

 

🔶 🔶 🔶

 

さて、皆様は、カードのレアリティにはこだわりますか?

 

色んな方々がおられると思います。

実用性を重視して、

レアリティにはとくに拘らない御方。

レアリティを充実させる御方。

カードの楽しみ方は様々ですね。

 

かういう私は、

実用性のみ重視し、

カードのレアリティには拘らないタイプでした。

  • ゲームで使えればいい
  • 値段がはる

といった理由がありました。

 

そんなわけで、

私のブルーアイズは、

レアリティ自体はそんなに高くなく…

ほとんどが一番下のレアリティで統一されています。

 

🔶 🔶 🔶

 

ちょっと昔話を。

 

私が遊戯王を始めた時、

私自身、かなり病んでおりました。

メンタルがもうボロボロで…

何日も会社を休んだこともあります。

欠勤していたので、

お給料もなく…

お金がないなか、

それでも何かに逃げたくて、

遊戯王を始めました。

 

転職した先でも、

モチベーションが回復するわけでもなく、

ただ惰性で仕事をしておりました。

 

当時は、お付き合いしていた女性に

「かっこわるいとこ見せたくない」

という妙なプライドから、

デート費用のほとんどは私が出しておりました。

というか、その女性は自分の財布からお金をださないタイプでした。

今思えば、なんであんなに頑張ってたんだろ…

貯金は全くできませんでした。

 

彼女ができても、

仕事に対するモチベーションは全くあがらず、

そしてデート費用にほとんど資金を使っていたこともあり、

遊戯王カードのレアリティにこだわる余裕がなかったのです。

その頃は、遊戯王に対するモチベーションも皆無でした。

 

そうしているうちに、

お付き合いしていた女性とお別れします。

ものすごく悲しくて、

会社をまた休み続けました。

有給も使い切り、欠勤しました。

 

なんとか頑張って会社にいっても、

惰性で仕事をした結果、ミスも多く、

周りに迷惑をかけ、

私自身の評価もどんどん下がっていきました。

そうして、また辛くなって会社を欠勤する…

その繰り返しでした。

 

あの日、あの場所。

深淵の青眼龍と出逢ったとき、

私の貯金は底をついておりました。

なけなしのお金では、

一番下のレアリティしか買えませんでした。

そのカードを、今でも使っています。

 

深淵の青眼龍と出逢ったことで、

遊戯王へのモチベーションを取り戻した私は、

いろんな方々と遊ぶためにTwitterを始めました。

そして、皆様と遊んでいくうちに、

私のココロも徐々に修復されていきました。

今でもたまに病んじゃうけど、

ごめんなさいね。

 

遊戯王が充実していくにつれて、

深淵の青眼龍は私にとって、

もはや"半身"といえる存在になりました。

そんなある日、

私はふと思ったのです。

 

「彼女の隣に立てるオトコにならないと」

 

先ずは仕事を頑張ろう。

 

久しぶりに、そう思えました。

 

今までの悪評を払拭すべく、

今も戦ってる最中ですが、

ここまで来れたのは、

間違いなく皆様のおかげです。

 

本当に感謝しております。

 

こんな私と仲良くしてくれて、

 

ありがとう御座います。

 

仕事に対して前向きになれたので、

今は欠勤することなく頑張れてます。

 

そしてどんどん貯金も増えてきました。

 

今はお付き合いしている女性もおらず、

そしてこの時勢ゆえに遠出もなくなりました。

それが逆に、貯金ができるきっかけになろうとは…

 

🔶 🔶 🔶

 

少しばかり貯金ができると、

今まで興味のなかったことに興味を持ち始めます。

そう。

カードのレアリティです。

 

最近の遊戯王OCGのカードデザインは、

本当に、本当に、綺麗ですよね。

美男美女に、

かわいい動物、

そしてカッコいいメカ。

妖しい爬虫類などなど、

見ていて楽しいですね。

 

つい先日、

"DAWN OF MAJESTY"が発売されましたね。

皆様は、お目当てのカードは手に入りましたか?

私は、ただひとりだけ、お迎えしたい女性がいました。

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ある日、

彼女をお迎えしようとカードショップに向かいました。

そしてショーケースを覗きます。

ショーケースには、3種類のレアリティが並んでおりました。

 

 

その日はショーケースの前で、

10分くらい悩みました。

「おっ。こっちの輝きは素朴だな」

「ふむ。あっちの輝きはワビサビがあって良い…」

なんてひとり呟きながら。

 

今までなら迷わずに、

一番低いレアリティのカードに即決するのですが…

 

悩みまくった末、

購入したのはアルティメットレアでした。

光の加減で、

砂漠が枯山水みたいになるのがカッコよかったので…

 

🔶 🔶 🔶

 

カードのレアリティに目を配るようになると、

今まで気にならなかったことが気になってきます。

そう。

彼女のレアリティです。

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出逢った当時はお金がなかった私。

泣く泣く低いレアリティに甘んじた彼女。

彼女を高レアリティにあげるか否か…

今なら資金に余裕があります。

しかし…

低いレアリティといえど、

彼女とは、かれこれ450日以上の付き合いなのです。

高レアリティにあげてしまったら、今の彼女はどうする?

どうなる??

今までずっと持ち歩いていた。

仕事にいくのも一緒。

何処かにでかけるときも一緒だった。

もちろん、決闘するときも。

そんな彼女を…

どうする…?

 ファイルにしまう??

でも、そうすると、もう一緒にはいられない。

どうする。

どうする。

 

 

さいごに

 いかがでしたか?

皆様は、カードを手に入れるとき、

なにを基準にしますか?

そして、その基準が突然変わったとき、

皆様はどうされますか?

 

私?

 

私はきっと、

深淵の青眼龍のレアリティを、

あげることはないと思います。

愛着もありますし。

それに。

このカードを手に取る時、

眺めるとき、

思い出すのです。

かつての地獄を。

地獄を思い出せると、

今の地獄が地獄でなくなるような、

そんな気がして。

 

さて。

今日のところは、このあたりで。

 

また会いましょうね。