青眼と僕と冒険と

僕とブルーアイズが歩いた軌跡のお裾分け

日記 〜ヴェーラーを放棄した決闘〜

 

 

 

「敵が、堂々たる決戦を望んでいるのであれば、オレたちもそれに応えようではないか。ブルーアイズ」

 

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まるで気分はどこかの司令官のよう。そして僕はエフェクト・ヴェーラーを放棄しました。

 

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🔶 🔶 🔶

 

お相手はオリジナルカードの遣い手。

 

盤面総合火力が高いデッキではありましたが、こちらの動きを阻害してこないデッキでした。

 

まるでノーガードの殴り合いを望んでいるかのような戦術。

 

その意気に応えよう。

 

そう思った僕は、青き眼の賢士を召喚、その後、エフェクト・ヴェーラーではなく太古の白石をサーチしました。

 

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サーチした太古の白石をワン・フォー・ワンのコストにし、さらにもう太古の白石を特殊召喚します。

 

効果を受けない耐性をもった、攻撃力5000の大将軍が敵陣にいたので、閉ザサレシ世界ノ冥神のリンク召喚を実行し、大将軍を無事に突破しました。

 

然しお相手もなかなか上手で、残った3体の家来に戦闘耐性を付与、こちらの攻め手を弱めます。

 

ダメージレースに持ち込むことを決意した僕はさらにカオスMAXを召喚し、間断なく火力を投入します。

 

そしてエンドフェイズに、墓地に送った2体の太古の白石を使用し、深淵の青眼龍と、ブルーアイズ・ジェット・ドラゴンを特殊召喚、盤面を補強し、ターンを返しました。

 

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然し乍ら名称ターン1制限がかかっていないカードを多用され、大将軍の復活を許してしまいます。

 

将軍および家来の猛攻を受けきったものの、カオスMAXを失い自身のLPは4000、さらに、全てのカードを対象にとれず、破壊もできず、こちらから仕掛てしまうと全員が全員の攻撃力を合算し迎撃する布陣を敷かれてしまいます。

 

攻めても負けるし、攻めなくても負ける。

 

次のお相手のターンで敗北する未来が現実味を帯びてきました。

 

🔶 🔶 🔶

 

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先のエンドフェイズ、深淵の青眼龍の効果で融合終焉龍 カオス・エンペラーを準備していた僕は、残存戦力を終焉龍の効果に使用、大将軍を孤立させることに成功します。

 

その後、ブルーアイズ・タイラントを中心に部隊を再編し、勝利するにいたりました。

 

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楽しかったです!

こういった総力戦は大好物なので、本当に良きひと時でした。心地よかったです。お相手には奥の手があったらしいので、機会があれば是非もう一度カードを交えたいものです。

 

「お相手の土俵で戦ってみる、そっちのほうが面白そう!」

 

そんなノリでエフェクト・ヴェーラーを放棄しましたが、そんなノリのお陰で勝利を手にすることができました。よかった!!

 

戦術的な観点から

今回の直接的勝因は青き眼の賢士太古の白石をサーチしたことでしょう。

 

結果、自陣に深淵の青眼龍ブルーアイズ・ジェットの2体を召喚することに成功、戦線の維持が可能となりました。

 

ラストターンでは、そのブルーアイズたちが終焉龍の効果を最大限に発揮させる一因となり、お相手の大将軍を孤立させることに成功しました。

 

🔶 🔶 🔶

 

もし、青き眼の賢士でエフェクト・ヴェーラーをサーチしていた場合、深淵の青眼龍を1体しか召喚することができず、戦線を維持できなかったかもしれません。そうなった場合、ラストターンでは、終焉龍の効果を最大限に活かすことができず、たとえタイラントの力をもってしても突破が不可能だったでしょう。

 

名称ターン1制限のないモンスターにエフェクト・ヴェーラーを使用してもあまり意味を成さなかったように感じました。

 

以上を考えると、その場のノリとはいえ、敢えてヴェーラーをサーチせず、正面からの決戦を挑んだのは正解だったかな、と考えています。

 

こんな決闘があってもいい

勝つための戦術を貫くのも大事ですが、お相手や盤面の雰囲気にあわせて動く決闘があってもいいように感じました。

 

遊戯王は、ふたりで、それ以上でするものだから、お相手と「楽しかったね」って笑いあえる青眼の白龍を今後も目指していきます。

 

皆様、ここまでお付き合いくださり、ありがとう御座います。

 

また次回、お会いしましょう。