こんにちは。
yoshitakashiです。
今回は、よく見る手札誘発たちの特色をざっくり纏めてみようと思います。
皆さん、手札誘発はお好きですか?
ぶっちゃけると、私はあまり好きではありません。
使うのも、使われるのも。
けれど、ガチ大会であれ、カジュアルであれ、使ってくる人は使ってきます。
そして私も、とある経験から自衛のために手札誘発を2種類、計6枚入れてます。
貴方が使うとき。
対戦相手が使ってくるとき。
いろんなシチュエーションがあると思います。
その時、貴方が正しい選択ができるように、少しでもこの記事が役に立てば幸いです。
うっかりブルーアイズの視点から語っちゃうことがあるかも。
ごめんなさいね。
今回も 初心者様、ビギナー様向けの記事となっております。
大会、CS常連様や玄人様は引き返すことを推奨します。
碌なこと書いてません。
ざっくり纏めるついでに、それぞれの対処法があれば綴っていきます。
ただしあくまで主観です。
「墓穴でおk」「抹殺の指名者でおk」と思われるかもしれませんが、敢えてそれらには頼りません。
40枚のデッキに最大5枚しか入れられないカードに頼るのは、あまりにも脆弱だと私は考えております。
【指名者を引けなかった】【指名者に枠を割けなかった】という前提で綴ります。
私が実際に手札誘発を撃たれたときにする"戦術"のお話です。
それでは、行ってみましょう。
手札誘発って??
ざっくり言うと【イキナリ手札から発動して何かする】カードだと思います。
伏せカードと違い、手札という非公開領域から発動してくるので奇襲性が高いですね。
そしてだいたいのカードが「相手ターンでも発動できる」って書いてあるので、自分が先攻を取っていたとしても手札から飛んでくる可能性があります。
代表的なカードといえば、サーチ妨害能力をもつ幼女や、特殊召喚に反応して増えていくGなどでしょう。
さて、"手札誘発"の説明をざっくりしたところで…
ここからはそれぞれの特色を綴っていきます。
灰流うらら
最強。
ちょっと、止める範囲広すぎませんか?
デッキ触る系全部止めれるんでしょ?
今の時代、サーチとかドローとかしないデッキは無いでしょうから、先ず間違いなくどのデッキにも刺さります。痛い。
笑顔で壺を叩き割り、その可愛いあんよでGを踏みつぶし、うっかり芝刈り機を故障させ、テラフォーミング計画を無かったことにしてしまう…ここまで手を付けられないともはや鬼に見える。
でも可愛いです、ハイ。
その汎用性の高さから、皆に重宝されると同時に、憎しみの対象にもなってしまうという、なかなか過酷な幼女でもあります。
私の経験上、二番目に遭遇する手札誘発です。
- 対策
この子の対策ですが、実は決闘中に対策できることは、正直無いと思います。
ではどのように対策しましょう。
私は"デッキ構築の段階"で対策してます。
"最強"の名を欲しいままにしている幼女ですが、ひとつだけ弱点があります。
それは【1ターンに1度しか発動できない】ということです。
つまり、灰流うららを撃たれてもいいデッキを構築すればいいのです。
もっと具体的にいえば、"初動カードを2種類以上初手に引くことができる"デッキを作ればいいと考えています。
そうすれば、一方をブラフに使うことができます。
…ぶっちゃけかなり難しいと思います。
私もかなり苦労しました。
これができるかどうかは貴方のもつ"デッキへの愛"に委ねられます。
Q.それでも初動カードを2種類以上引けなかったら??
A.諦めます。
そういう時、私はこう考えます。
「相手のうららに負けたのではない。オレ自身に負けたのだ」
- 貴方が使う場合
前述したように、彼女は最強ではありますが"完璧"ではありません。
考えなしに撃ってしまうと、ただ1枚のディスアドバンテージを被るだけです。
実際、貴方の手札も1枚減ってますからね。
彼女を有効利用するなら、相手の"マストカウンターカード"をピンポイントで撃ち抜く必要があります。
マストカウンターカードとは、"止めなければならない(must counter)"カードのことです。通してしまうと敗北が確定しているカードのことです。
相手のマストカウンターを見極めるためには、相当勉強しないといけません。
一番手っ取り早いのは、色んなデッキ、特に環境デッキを自分で構築し、実際に回して研究することだと思います。そのためには決して安くない資金が必要ですが。
二番目に手っ取り早いのは、そういった友人を作ることです。そしてその友人からデッキを借りて回すことです。コミュ障の低い私には不可能です。っていうかブルーアイズが浮気することを赦してくれない。積んだ。
増殖するG
私個人的に、一番遭遇する手札誘発です。
特殊召喚に反応して沸いて出てくるG…
単純に強いですね。
ですが、このカードの本当に強いところは「これ以上動くか否か」という"選択"を相手に迫ることができるところだと思います。
- 対策
いくつかあります。箇条書きにしてみます。
- 特殊召喚しない
- 相手のデッキが切れるまで特殊召喚し続ける
- 圧倒的な制圧盤面を敷く
- ワンターンキルを可及的速やかに実行する
"特殊召喚しない"
これは非常に勇気がいる行動ですね。
ですが、これをすることで相手の手札が増えることを防げます。
然し。
無策でターンを渡すと殺されると思うので、なんらかの防御策を考えないといけません。
私のブルーアイズデッキはその役割を『リンクリボー』『屋敷わらし』『幽鬼うさぎ』『禁じられた一滴』が担っています。
- 貴方が使う場合
増殖するGの"本質"を理解して使いましょう。
このカードの本質…強みは【相手に選択を迫ることができる】ことにあると思います。
その時、貴方はドローしたいのでしょうか?
その時、貴方は相手の動きを封じたいのでしょうか?
手札や場の状況で変わってきますね。
それを見極めることが重要です。
例えば。
ドローしたい場合、相手の特殊召喚効果にチェーンすれば良いですね。
例えば。
特殊召喚を阻止したい場合、相手のスタンバイフェイズなど、相手の特殊召喚効果より先にGを見せれば良いですね。
いずれにせよ。
【増殖するG=ドローする】という先入観を捨てて使いましょう。
幽鬼うさぎ
自身の命と引き換えに相手のカードを破壊する健気な幼女。
好き。
相手のモンスター効果の"発動"に対して使うもよし、永続魔法・罠カードやフィールド魔法の"発動"に使うもよし。
実は【フィールドに居ても効果を使える】ので、ハリファイバーでとりあえず呼んでくるのもアリ。
上手く使えば強いカードですね。
可愛いし。
- 注意点
【"破壊"するだけで"無効"にはしない】ので注意。
モンスター効果に使った場合は単純に1:1交換になります。
永続魔法・罠カードやフィールド魔法はその特性上、破壊されると無効化されるので、そういったカードを狙うのが無難かな?
ただし。
「既に表側表示で存在している魔法・罠カードの"効果"が発動した時」って書いてありますね。
これちょっとムズカシイですね。
めっちゃ雑に説明します。
永続罠がリバースした"瞬間"だけは無力です
※厳密にいえばちょっと違いますが、こんなイメージでいいと思います
つまり。
『虚無空間』止められへんのかい!!
ってことです。ハイ。
止められません。悲しみ。
そんなところも好き。
私はろりこん。
- 対策
ぶっちゃけありません。
というより、わかりません。
私自身、彼女に出会ったのは過去に一度だけです。
っていうか今も採用してる人、居る…??
私くらいじゃない?
- ワンポイントテクニック①
『スキルドレイン』というカードをご存知ですか?
フィールド上で発動したモンスター効果を"無効化"する恐ろしいカードですね。
然し乍ら。
スキルドレインにはひとつの抜け道が存在します。
それは…
フィールド以外で"適応"される効果は無効化されない
ということです。
何を言いたいのかと言いますと、【自分のモンスター効果を発動させた瞬間に幽鬼うさぎを使って破壊すれば、モンスター効果を通せる】ということです。
※もちろん優先権の譲渡を確認する必要があります(これについてはまた今度)
まとめ
いかがでしたか?
ちょっとボリューミーになっちゃいました。第一回の手札誘発まとめ記事はこのへんで終了させていただきます。
デッキを構築するとき、そして実際に決闘するときに少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、また会う日まで。