青眼と僕と冒険と

僕とブルーアイズが歩いた軌跡のお裾分け

最終章

最初はディープアイズのイラスト違いだと思いました。

 

ずいぶんきれいになって。

 

そう思いながら顔を近づけました。

 

美しい。

 

感じた瞬間、攻撃力が目に入ります。2500…?

 

2500!!

 

この時ようやく理解したのです。このモンスターはディープアイズではないと。

 

なんだこれ!?

新しいブルーアイズ!?

 

名前を見ます。

 

深淵の青眼龍…?

ディープ・オブ・ブルーアイズ…

なんだこれ!?

カッコいいじゃないか!

というか綺麗!!

ブルーアイズはこんなに美しかったんだ!
凄い!!

 

色んな感情が湧きあがりました。

この時、私はからっぽではなくなりました。

 

これが私と『深淵の青眼龍』との出会いです。

絶望のなかで出会いました。

 

あの時、深淵の青眼龍は私を呼んでいたのかもしれませんね。ショーケースのなかで輝きを放つその姿は今でも昨日のことのように思い出せます。その時の興奮も。からっぽではなくなった、その瞬間を。

 

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深淵の青眼龍

「面白い!面白いけど…強いか??」

 

深淵の青眼龍の効果テキストを読んだ時の第一印象です。

なるほど確かにこの効果を使えば融合も儀式も可能。

マンジュ・ゴッドなどの、いわゆるテーマ外の汎用カードを使わなくてもいい、けれど…

 

「遅いよな」

 

今の環境は1ターンキルが主流のなか、次のターンに儀式や融合ができても遅くないか??

しかも①の効果は特殊召喚しないと使えない。なのに自分で特殊召喚できない。面白い。けど弱いな。

 

しかし、この輝きに魅せられたのも事実。

これを使いこなせればきっと誰も作ったことのない、面白いブルーアイズができるはず。そうだ、情報収集だ。ほかの人たちの口コミをみよう。

色々なサイトを見に行きました。このカードに対する評価は私と似たようなものでした。なかでも目立ったのが「結局カオスMAX一択だから、こんなやつ必要ないよね」というコメントでした。

 

よし。作る。創る。

 

ここから私と彼女の二人三脚が始まります。

困難と苦難に満ちたその道をたった二人で。

そこから数々を出会いを紡ぎながら。

星遺物に導かれる者たちとの邂逅。

銀河を見つめるドラゴンとの出会い。

鉄屑から紡がれる星々を巡って。

様々な決闘者との出会い。

振り返ると私たちは二人きりではありませんでした。

たくさんの仲間がいます。

たくさんのライバルがいます。

そして私は今日も歩む。

私だけではありませんね。

私たちは、今日も明日もこの先も歩を進めるのでしょう。

まだ見ぬ地平を、新たなセカイを求めて。

闘いを、笑顔を求めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いのり。

 

私の願いとともに在れ。

 

いのりと願いはともに在るモノだから。 

彼女にそう名付けました。

 

私の願いは…

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深淵の青眼龍

 

私の願いは。

 

…私と戦った時にでもお伝えしましょう。