皆様こんにちは。
yoshitakashiと申します。
今回お話するのは、私が今まさに葛藤していることについてです。
皆様は、デッキに何枚の初動カードを入れていますか?
その中に【1枚で完結する初動カード】は何枚入ってますか?
私の青眼の白龍デッキは53枚で構成されています。
そしてこの53枚のうち【1枚完結初動カード】が14枚入っています。
この配分で、先攻にて初動カードが来る確率は79.9%となります。なので高確率で初動カードを手札に引き込むことが可能となっております。
とはいえこの確率も100%ではありません。
なので私は【2枚で動ける組み合わせ】も無数に用意しています。
問題はこの【2枚で動く】カードの存在です。
これはつまり【AとBの2枚揃わないと動けない】ことを意味します。Aだけが手札に来
ても、なんの役にも立たないのですね。
これを踏まえた上で、核心に触れていきましょう。
1枚完結初動カード。
この一角を担っているのが【ジェット・シンクロン】です。
このモンスターとコスト1枚だけで【水晶機巧-ハリファイバー】になることができます。
さて。
ここで私の【取るに足らないプライド】という【欲】が出てきます。
「ジェット・シンクロンだけデッキに入れるの?寂しくない?」
そう。私は【出張パーツをただの出張パーツにしたくない】のです。便利だから使うだけで使われるカードはどこか…味気ないと感じるからです。折角【シンクロン】というカテゴリーがあるのですから、ジェット・シンクロン以外のシンクロンカードも使いたくなるのです。
そもそも【シンクロン】に注目したのは遊戯王5D’sの主人公【不動遊星】が好きだからです。カッコいいくせにド天然、名言(迷言)も多い彼に憧れてシンクロンを青眼の白龍デッキに取り入れようと思いました。
なので便利だから使うわけではなく【好きだから使っている】ことを証明したかったのです。
そこで登場するのがコイツです。
Twitterでもたまに呟きます。【ジャンク・シンクロン】です。
遊星を支え続けたカードの1枚。
可愛い。可愛い!!
どこが可愛いんだよ!!と思ったそこの貴方!アニメ観てください!17話を観てください!そしてジャンク・シンクロンをすこれ。
効果テキストはこんなカンジです。
墓地のレベル2以下モンスターを蘇生させる能力を持っていますね。
つまりコイツ…墓地にレベル2以下のモンスターがいないと能力を使えないのです。1枚完結ではなく、墓地に仲間がいる状態で初めて能力が活きるカードなのです。
先攻最初のターンは墓地が肥えていないことが多いので、私は「2ターン目以降に活躍してくれたらいいよ」という軽い気持ちでデッキに入れてます。勿論おしゃれピン挿しです。
Q.で。一体何に悩んでるの?
A.ジャンク・シンクロンが言うことを聞いてくれない!!
そうなんです。
ジャンク・シンクロンが私の言うことを全く聞いてくれないのです。
コイツ…たった1枚しか入ってないくせに【先攻1ターン目で来る】のです。
先攻1ターン目は墓地が肥えてません。そう。肥えてません!!
なのでジャンク・シンクロンの効果が使えません。
なのに…なのに!!
なんでだ!なんで先攻1ターン目なんだ!?
しかもコイツ…タチが悪いんですよ。
何がって?
コイツ…墓地肥やすカードと一緒に来ないんです。
なんでだ!?
どうせなら【おろかな埋葬】と一緒に来いよ!
【竜の霊廟】と一緒に来いよ!
なんでお前ひとりだけ来るんだ!?
友だちいないんか!?ぼっちか…ぼっちなんか!?
ビンゴマシーンを引っ張ってきてもしょうがないんだよォォォォォ
お前が復活させれるのはレベル2以下のモンスターだからね!?
分かってる!?
お前ひとりだけ手札に来ても…
何もできないんだよォォォォォ
酷いときには先攻1ターンで全く動けないこともあります。
ジャンク・シンクロンの所為で。
弱小チューナー1体で何ができるっていうんだ…
そしてつい先日。
ある思考が頭のなかを暴れます。
「ジャンク・シンクロン…抜く??」
これが40枚構成のデッキであればジャンク・シンクロンを抜くことはできないのですが、幸か不幸か私のデッキは53枚あります。なので抜いても問題ないのですね。そしたら51枚になってスッキリ。
でも。
でも。
でもね。
ものすごく好きなカードなんです。
ジャンク・シンクロンのこと。好きなんです。
どうしようもないくらいに。
好きな理由…?
そんなの私自身わかりません。
でも好きなんです。
しかし全く役に立たないジャンク・シンクロンを見てイライラするのも事実。
どうしたらいいのでしょうね。
【取るに足らないプライド】が…【好き】という気持ちがジャンク・シンクロンに縋り付いている…最適解は出ているのに。ジャンク・シンクロンを抜いてしまえばそれで解決するのに…
そうして私は今日も葛藤するのでしょうね。
いかがでしたか?
皆様はこのような状況に陥ったとき、どうしますか?
ここまでお付き合いくださいまして感謝いたします。
またどこかでお会いしましょう。
~Dear JUNK SYNCHRON~
そうだな…まず最初に「済まなかった」と謝っておこう。
オレは遊星とは違う。
遊星の起こしてきた風は、確かに心地よかったのだろうね。
仲間とともに、未来へ進む風。
それは明るく激しく、そして鮮烈だったと思う。
オレの起こす風は【絶望】が起点だ。
そこから吹く風は、お前にとっては心地よくないモノかもしれない。
けれど。
オレの風は【死】すら置き去りにしてみせるから。
ねぇジャンク。よく聞いてほしい。
情けない話だけど、オレひとりじゃその速さを手に入れることはできない。青眼の白龍だけでもダメだ。オレと青眼の白龍が揃っても、ダメだ。
死を置き去りにする速度を手に入れるには、どうしてもお前たち【シンクロン】のパワーが必要なんだ。
お前がどれだけオレに反抗したって、オレはお前を離さない。
逃がさない。
オレはお前を使い続ける。
取るに足らないプライド。
好きっていう気持ち。
全部まとめて、お前と向き合う。
向き合う。
だから、どんなに『おてんば』してくれたって構わない。
オレも、お前が輝けるように一生懸命デッキの調整する。
約束する。
だから。
オレにお前が持ってる全部のパワーを寄越せ。