こんにちは。
yoshitakashiです。
今回お話するのは【効果無効ばかり気にしてほかの能力を忘れてしまった】ある決闘者のお話です。
そのお方は『ドラグニティ』デッキでした。
Q.ドラグニティってなに？？
A.竜と鳥獣さんがシンクロ召喚で圧倒するド派手な人たちのことです。
様々なシンクロモンスターをシンクロ召喚できるので、使いこなすことができればどんな局面でも器用かつ大胆に立ち回ることができます。
…連続シンクロだと？？
言っとくけど青眼の白龍も同じことできるからな！！
そんな動き、たまにしかできません。
待って。ねぇ待って落ち着いて。
お前は特定の条件が揃わないと出せないの。
ごめんね。
好き。
話をもとに戻しましょう。
ドラグニティの動きが気になった方は色んな方の記事や動画をみてくださいな。
私は青眼の白龍以外興味ないので説明できません。
ドラグニティを駆使し、お相手は【ヴァレルロード・S・ドラゴン】をシンクロ召喚することに成功します。召喚成功時効果を使い、『ドラグニティナイト-ロムルス』を装備！これによりヴァレルロード・S・ドラゴンの攻撃力は3600となりました。
私の場には『深淵の青眼龍』（ATK 3500）が1体だけ。
残りLPはだいたい6000くらい。
妨害できるカードは1枚だけ。ですがヴァレルロード・S・ドラゴンの効果で無効にされてしまうでしょう。
さらにお相手は動き続けます。その回り具合は凄まじいものでした。
あまりの凄さに眩暈を覚えたほどです。
最終盤面はこんなカンジ。
羊に見えるドラゴンたちは深淵の青眼龍（ATK 3500）を超えていなかったものの、全員が攻撃力2500超えのド派手な盤面を構築されました。
このままヴァレルロード・S・ドラゴンが私の深淵の青眼龍を戦闘破壊し、続けて残りのドラゴンたちが総攻撃を仕掛けてくるのは明白。
これは負けたなァ…ごめんよ、お前たち。
敗北を覚悟しました。
お相手がメインフェイズ終了を宣言します。
死を覚悟した私にお相手が告げた言葉は衝撃的でした。
「オレはこれで…ターンエンド！！」
ん？？
なんて？？
ターンエンド？？
ターンエンドって言った？？
冷静に分析してみます。
そしてある可能性に行きつきました。
もしかして…
ヴァレルロード・S・ドラゴンの攻撃力が上がってるの…気づいてない！？
とはいえ一応確認とってみよう…うっかり口が間違えちゃっただけかもしれないし。
「ターンエンド…ですか？？」
恐る恐る伺います。
「はい！ターンエンドです！」
あ。コレ絶対気づいてないわ。
まぁでも確認はとったし。わざわざ教えてあげる必要もないし、どうせならもっと衝撃的な方法で気づいてもらおうと思いまして。
返しのターン、見事ヴァレルロード・S・ドラゴンの妨害を乗り越えて『滅びの爆裂疾風』を決めてきました。
決闘が終わった後に「実はヴァレルロード・S・ドラゴンの攻撃力…深淵の青眼龍を上回っていたの、ご存知でした？？」って聞いたら
「あ。うわ。うわあああああああああ！！」
とム〇クの叫びにも勝るとも劣らない嘆きの旋律を奏でておりました。
お話を伺うと「カード効果を無効にできる以外の効果を覚えてなかった」とのこと。
確かに、【カード効果を無効】にする効果は強烈です。
ですが、それにばかり気を取られて些細な能力を見落とすと【勝てたはずの戦い】に勝てなくなってしまう…ということですね。
ムズカシイですね…奥が深いですね…！
私にとっても勉強になる決闘でした。
いかがでしたか？
皆様も、強烈な効果の影に隠れている小さな小さな効果も使いこなせるようにテキストを細かく把握しましょう。
そしてたくさん決闘して、カラダに馴染ませていきましょう！
もちろん私も頑張ります。
一緒に頑張りましょう！
偉そうなこと言えるの？知ってるわよ。この前私の効果を忘れてたわよね。
すいまっせんでしたァァァァァァ！！
…本日は以上となります。
お付き合いいただき感謝です！
またお会いできれば嬉しいです。
